2014年1月21日火曜日

また鹿のお話

夕暮れ、車での帰途山猫軒まですぐの所で突然木陰から鹿が顔をのぞかせた。

鹿は見慣れているがこいつはでっかい。

道に出てきて悠々と立ち止まってこちらを見ている。

その角の立派なこと。四つに枝分かれしている。つまり四歳ということか。

以前見た一歳(と思われる)の鹿。

あいにくどちらの写真もピンぼけだが、雰囲気は分かると思う。

そいつはゆっくりと林の中へ消えていった。

その後を追うように木陰からもう一頭、少し若いのが出てきた。

こいつは角が三つに分かれているから三歳かな。

一寸びくびくしながら目の前を横切っていく。


それにしてもあの大きな角は林の中で枝とかに引っ掛かって邪魔じゃないかと、いらん心配をしてしまう。

ところが先日夜の散歩に行ったところ、暗闇の中に気配を感じて懐中電灯を照らすとほんの十数メートル先に鹿がいて私を見ている。

あんまり近いものだから目と目が合ってギクッとした。
大きな角だ、前に会ったやつかな?
今日はなんだかそんな気がしてたのでカメラを持ってきていた。
ストロボをたいて何度かシャッターを切るが真っ暗な林の中ではオートフォーカスが効かない。
マニュアルフォーカスに切り替えるが暗くてサッパリ分からない、後は勘頼り。

写真をよく見ると角にネットがからまっている。鹿除けに畑の周りの柵にしているものだ。なんだか可哀想、うまく角からはずれていると良いが。

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