2014年11月26日水曜日

国東半島、富貴寺

大分県の国東半島、瀬戸内海の西端に蛸の頭のように突き出た半島です。

古代宇佐神宮と比叡山、修験道の混合した独自の仏教文化を生み出しました。

富貴寺の大堂(おおどう)は岡山県以西で現存する最古の木造建築で国宝に指定されています。

また本尊の阿弥陀如来は宇治平等院の阿弥陀仏と同じ様式で作られており重要文化財です。

この季節、境内に聳える銀杏の落ち葉が、大堂の周りを黄色い絨毯となって敷き詰めます。

そんな風景を求めて富貴寺へ出かけたのですが、銀杏は黄色く染まっていたのですが、落葉(らくよう)には少し早すぎたようです。それでも紅葉は盛りで、その眺めに、しばし時の流れを忘れました。



富貴寺へ向かう途中。

 

水鳥が遊んでいました。
途中、元宮の石仏が。
富貴寺の駐車場。ワァ、団体さんが!
 
山門の仁王像
 
階段を登って行くと大堂の屋根が見えてきました。
 
なんとなくアバンチュール
 
国宝の大堂
屋根越しの紅葉も見事です。
境内の紅葉
 

 

 

 

 

2014年11月21日金曜日

来週は岡城の紅葉が見頃だそうです

紅葉狩りに中津市の耶馬溪へ行ってきました。今年は夏から秋へかけて長雨だったせいかイマイチの色づきです。
紅葉情報では今週末から来週にかけては竹田市の岡城が見頃といっていました。

岡城といえば唱歌「荒城の月」ですね。
荒城の月の作曲家、瀧廉太郎は高等小学校の最後の二年間をこの岡城の麓、竹田市ですごしました。
滝廉太郎はこの岡城をイメージして作曲したと言われています。
ちなみに作詞は土井晩翠で青葉城跡で古を忍び作詞したそうです。

信じられないことですが十年ほど前に音楽の教科書から荒城の月が無くなりかけました。
歌詞が難しい、古くさい、曲が単調といった理由ですが、おかしな話です。
地元の働きかけ等で、辛うじて三社の教科書に残っているだけだそうです。
この名曲が多くの教科書に復帰して、子供たちの情操教育に役立つ日を心から望んでいます。

クラッシック奏者からジャズ奏者、ボーカリストまで多くの音楽家が演奏していますが色々と聞き比べてみるのも楽しいです。


四年前に岡城に行った時の写真です。




















 

2014年11月1日土曜日

今月のスペシャルコーヒー、モカマタリ、クラシックモカ

コーヒーと言えば「モカ」、「モカ」と言えばコーヒー。
コーヒーの代名詞モカには、二カ所の産地があります。
一つはエチオピア、そしてもう一つは「モカ」の発祥地イエメンです。





紅海に面したイエメンの小さな港町のモカ港から初めてコーヒーが出荷されたのは1628年の事です。以来モカの名称で親しまれ、世界中で栽培されるコーヒーのルーツとなりました。

標高1000メートルから3000メートルの山岳地帯の急峻な段々畑や涸れ谷で零細農家によって自給用のキビや野菜などと一緒に植えられています。

クラッシックモカは中部山岳地帯で栽培される原生種で素朴ながらも高貴な味わいのコーヒーです。
収穫されたコーヒー豆は二週間ほど天日乾燥された後、袋詰めにされ保管されます。

今回は深めの煎り具合ながらもモカの特徴である酸味と甘みを香ばしく残した焙煎に仕上げました。
山猫軒ではストレートコーヒーはネルドリップで点てています。ネル点てならではの味わいをお楽しみ下さい。