2013年7月26日金曜日

巨大レンズ雲

先日のレンズ雲。山の上に出きている物は良く見かけるが由布岳の真横に出きていた。えらく間近に見えたので一瞬ドキッとした。若い頃だったらあの中にUFOが隠れているかもしれないなどと思ったかもしれない。



由布岳


2013年7月22日月曜日

コーヒーゼリー

暑い日が続きますが、ここ塚原は下界に比べれば随分と過ごしやすいです。

お出でになったお客様も、エアコン入っていないんですよね?涼しいですね、と言ってくれます。

そんな訳で山猫軒ではアイスコーヒーの注文は殆どありません。

それでもここ一週間は例年になく暑いようで冷たい物の注文がきました。

先日のお客様はアイスコーヒーかアイスクリームか悩んで、メニューには無いのですがコーヒーフロートを注文致しました。さすが!

そんな事もあって久しぶりにコーヒーゼリーをメニューに載せる事にしました。

フレンチローストのほんのり酸味のあるアラビアンブレンドを12時間かけて水出しに。

ゼラチンは一般的な豚ではなく無味無臭に近い牛の物を少な目にしてプヨプヨ感を大切にしました。

作り方は至って簡単なので、材料で味が決まります。

市販のガムシロップは、味が好みでないので砂糖を水で煮てプレーンな物を作りました。

ホイップは植物性ではなく乳脂肪の物を。

お値段は450円です、ぜひ一度ご賞味して下さい。




 

2013年7月18日木曜日

花の散歩道

塚原では梅雨明け一週間が湿度が高いせいか一番暑く感じます。
エアコンを入れるのも一年間でこの時期の7日間位だけです。
イヌの散歩も気温の下がる陽が沈んでから。
ヒグラシが四方八方からカナカナカナと大合唱、道沿いのキスゲも夕方から花を開かせます。




散歩の帰り道は黄昏時、草原を涼風が吹き抜けます

2013年7月16日火曜日

阿蘇山を見に

先日、久しぶりに阿蘇へ出かけました。

涼風を求めて九重、阿蘇の通称ヤマナミハイウェイのドライブです。

九重を越えると阿蘇山が目の前に飛び込んできます。

この景色を見ると気分がスカッーとします。

 

阿蘇山という単独の山は無く阿蘇五岳全体で阿蘇山と呼びます。
左が根子岳、中央が高岳、中岳、右が烏帽子岳、杵島岳
 
阿蘇盆地の田園風景

懐かしい雰囲気の小学校がありました。
 



 

2013年7月13日土曜日

向山の夫婦岩


 塚原は四方を山に囲まれた草原の広がる高原盆地です。
盆地の真ん中に向山(むけいやま)という平べったい山があります。山頂からは由布岳、鶴見連山、塚原高原が一望でき、遠くに九重山群や国東半島の山々が望めます。
山腹に夫婦岩と呼ばれる岩があり古代の遺跡といわれています。三つの大きな岩と周辺に小ぶりの岩が点在し、三つの岩のうち大きな二つの岩が夫婦、小さいのが子供といわれています。
またその右手のほうに変則的なストーンサークルがありますが素人目には岩が散在している様にしか見えません。夫婦岩は一目でなにやらいわくが有りそうに見えます。
実際触れてみるとなにかが岩から伝わって来る様な感じがします。最近流行りのパワースポットのひとつかもしれませんね。
こういった象徴的な岩はよく磁気異常がみられますが夫婦岩も案の定、磁石を近づけると針の方位が狂います。また峠の向こうに見える九重山群は感動的な眺めです。

向山と夫婦岩

由布岳と夫婦岩 二月冬の景色です

夫婦岩

夫婦岩より由布岳と雲海(朝霧)

夫婦岩より鶴見岳と雲海(朝霧)


北側にメンヒルの立つ立石山
メンヒルは木が茂って隠れています

南西に九重連山







2013年7月11日木曜日

塚原 伽藍岳の火口


 30年程前、伽藍岳中腹の珪石採掘場でパワーシャベルの作業中に陥没が起こり小さな噴火口が出現しました。
初めは数十センチの大きさでしたが徐々に大きくなって現在は10メートルを越しています。
火口と周辺はあちらこちらから水蒸気と噴煙が上がり一大奇観を呈しています。塚原温泉から歩いて数分の所にあり見物できます。入場は有料です。
伽藍岳は鶴見連山の一つで標高は1040メートル、一万年ほど前に形成され、千年ほど前には水蒸気爆発を起こし、867年には鶴見岳共々噴火して別府に大災害をもたらしています。鶴見岳と共に別府温泉の重要な源泉の一つです。
伝説では噴火の前夜、鶴見岳の山腹にある大岩が大音響を発し空中へ舞い上がったといわれています。この大岩は以後「踊り石」と呼ばれ、踊り石に変化があると災害の起こる前兆と伝えられています。

山猫軒の近所からの伽藍岳 中央に噴煙が見える

伽藍岳の火口 直径は十数メートル


2013年7月8日月曜日

雨上がり、ホタルブクロ、オカトラノオ

ここ塚原の山猫軒では数日前まで朝の気温は16~18度と寒いくらいでしたが
やっとというか、いよいよというか、暑い夏がやって来ました。
とはいっても朝は半袖では少しヒヤッとします。日中でも25度くらいですので下界からみれば天国です。それでも湿度が高いせいか少し動くと汗が出ます。
散歩に出るとこの暑さで夏の野草がやっと花を咲かせていました。



 山猫軒の周りはこの様な田舎道、林のため下草はそれほど深くありません。
ホタルブクロが斜面からのぞいています。





林を抜けると牧場、ヒグラシが鳴き始めるとユウスゲの花が開きます。



クサフジも咲き始めました。

オカトラノオが茂みからひょっこり顔をのぞかせています。






2013年7月3日水曜日

塚原高原の夕日

先日変わった虹を載せました。その時に塚原は西に山が無くと書きましたがその為にこの時期七月頃は夕日が真横に沈みます。海などでは珍しくないでしょうが山間部では余り見ない景色ではないかと思います。以前の写真ですが前の変わった虹のかかった付近から逆方向に落陽を撮ったものです。


塚原高原と立石山(左)、雛戸山(右)



隣接する天間草原からの夕日




大分自動車道の高架の下に太陽が沈みます。


2013年7月1日月曜日

昔話 鶴見山の婿選び


今日は昔話を一つ

 昔々大昔の噺です。別府市の背後に聳える鶴見山は女の山で大変美しい山でした。
沢山の山が我こそはと結婚を申し込みましたがみんなふられてしまいました。
そして最後に残ったお婿さん候補が由布岳と祖母山でした。
鶴見山はどちらにしようかと心が揺れ動くので噴火や地震が起こって大変でした。
困った周りの者に速くお婿さんを決めろとせかされてついに由布岳を選びました。
それで今も由布岳は鶴見山の隣に居ます。祖母山は振られた恥ずかしさに
日向の国の境まで逃げていってしまいました。
また姿を見られたくないと我が身を木で覆ってしまったので今でも祖母山は原生林に覆われています。
その時祖母山が流した悔し涙が溜まって出来たのが志高湖です。
鶴見山と由布岳の間に出来た子供が扇山だそうです。また鶴見山の情熱がほとばしり出たのが
別府の温泉だと言われています。

左 由布岳  右 鶴見山 綺麗に並んでお雛様みたいです

 また由布岳はその昔、筑紫富士とも呼ばれその雄姿が知られてました。
我こそは九州で一番の山と自負していた日向岳がその評判を聞いて背比べに豊後(大分)までやってきました。
由布岳の麓まで来てその大きさにビックリして腰を抜かしてしまい逃げ帰ろうにも動けなくなって、
そのまま留まってしまいました。別名、日向岳を腰抜け山ともいいます。
山猫軒から車で10分ほどで由布岳、日向岳の登山口へいけます。

城島高原方面より日向岳 真ん中奥に由布岳 遠景になり低くみえます。