塚原高原は標高六百メートルから八百メートル、夏の涼しさは最高ですが、そのぶん冬の寒さはこたえます。
薪ストーブの火を眺めながら過ごすのも良いものですが、正月八日に参拝した奈多八幡宮の青い海と青い空が恋しくなりました。
気分転換にと昨年夏に国東半島をドライブした時のアルバムを眺めてみました。
伊予灘から瀬戸内海へとつづく海原 |
奈多八幡宮から半島を北上していくと海上に姫島が見えてきます。
古事記の伊弉諾(イザナギ)伊弉冉(イザナミ)の大神の国生み神話にも出てくる島です。古代、石器に使われた黒曜石を産し、その黒曜石は鹿児島から四国、大阪まで広い範囲で出土しています。
姫島 |
姫島の手前の岩礁にも鳥居が立っていて、金比羅さまを祀っています。
金比羅岩 |
道路は、北上から西へとそれ、北の海上に八面山が見えてきました。
山頂には磐座(いわくら)があり前回のブログに書きました薦(こも)神社の奥宮といわれる箭山(ややま)神社が祀られています。
中央の山が八面山 |
さらに西へ進むと岬の先端に粟嶋神社があります。海にとび出た岩窟が神殿という珍しい神社です。
四十年ほど前ですがオリエント史学研究家の大羽弘道氏が「邪馬台国は沈んだ」という本で紹介しています。
粟嶋神社 |
岩窟の神殿横の岩穴 |
ここから豊後高田市を経て宇佐神宮まで三十分のドライブです。